【ロシア連邦】ろしあ・れんぽう
世界一の面積を誇るわりに存在感が低過ぎるいちおう日本の隣国。日本では、いまだに与党は共産党で、民衆はパンを買うのに行列を作っており、シベリアにはトラしかいないと思われている。実際これらはすべて嘘だが、一方で嘘だったら良かっただろう真実も多い、らしい。
ロシアのAVは、大半がドイツ製、
次に人気なのが日本製。
そりゃあもちろん、
身近なところではシーメンスなど、ロシアで大規模展開している家電小売チェーン「Mega market」の店頭、広告商品はドイツ商品で多い尽くされていますもん!もちろん日本製だってまけちゃいない。ソニー最高!パナソニック万歳!ドイツと日本のテクノロジーは最高デス!
っていう話ではありません。
ロシア人にとって、AV、要するにポルノ映画といえばドイツ製である という
絶対に教科書に書いていない事実が発覚したのは、このコントがきっかけでした。
コント「ドイツ製ポルノフィルム」
★解説
(司会)「ただいまより、ドイツ製ポルノフィルムを皆様にご覧に入れます。
おっと、ご安心ください。
昼間ですので、刺激的な部分はすべてダンスに置き換えてございます。
それではどうぞ。」
登場人物:メイド、男、その友達、修理工(ツナギきている人)
※全員がロシア語をドイツ語風にしゃべっている。
数学部のみんなが私にこれをyoutubeでみせてくれたんですが、
ロシア語がわからなくてもこれは爆笑ww
彼らとしても、何度みても笑える傑作なのだそうです。
感想をもとめられたので、
「いやぁ、すごい踊りっぷりだねww
・・・ていうかさあ、あえての「ドイツ製」っていうチョイスが面白いよね。
なんか質悪そうなかんじする。」
といったら、なんと意外な一言を返すではありませんか。
「?でもふつうさ、ポルノフィルムはドイツ製だろ?」
「?なにが? テープの製造元が?(ドイツ=テクノロジー)」
「いや・・・っていうか、役者とか、監督とか、ぜんぶ。」
はい!?
なぜ?なぜにドイツ製?
露出が高そうなブラジル製でもなく言語的に激しいイタリア製でもなく
はたまたちょっとあぶない感じのしそうなフランス製でもなく
そしてもちろんロシア人が毛嫌いしてやまない中国製でもなく笑
なんであえてドイツ製!?
このコントもあえてドイツなまりのロシア語でやっているにもかかわらず、
ドイツ女は化粧をしない!
という私にとっては根拠の不明確なステレオタイプがロシアにあるにもかかわらず、
ポルノ映画だけがなぜドイツ製?
「・・・・・・。あの、そういう趣味なの?」
「は?」
「いゃ、なんか・・・あの・・・ドイツ語の・・が・・好きなの?」(努めて上品に質問)
「え、ちっちがうよ、ただ、だって、なんかそういうのはドイツ製なんだよ普通!!!」
「なんでロシアの見ないの?つまんないの?」(単刀直入)
「そういわれても・・・。」
結局みんなに「そういわれても・・・。」
と言う答えしかもらえないので、
ロシア語の先生(55歳以上・女性)に
「みんながポルノ映画といったらドイツ製だっていうんですけど、何でですか?」
という質問をしたら
ポーランド人のクラスメイト・パーヴェル兄貴(27歳)に
「やっぱり、ナオカには何か裏があると思ったよv」
とちゃかされて終わりました。まじめな質問だったのに・・・。
ちなみにドイツ製につづいて人気なのはなんと日本製らしい。
やはりテクノロジーなのか?画質とか音響とかがいいのか?
ていうか妙に敗戦国つながりなのはなんなんだ?
などなど、疑問がつきなかったので、調べてみました。
ロシア語検索サイト「ヤンデックス」で
「〜製Pフィルム・ダウンロード」で検索。
※フィルム関係の事件記事との区別を避けるため。
ただし、「Pフィルム」のロシア語での隠語があるか不明なため、
その点に関しては検索漏れがあると思われる。
<結果>
ドイツ製〜 123000件
日本製〜 146000件
米国製〜 92000件
仏国製〜 38000件
うーん、やはり上位二つがぶっちぎりですね。
ちなみに「アネクドート(ジョーク)」+「ドイツ製〜」で検索したところ、61000件。
文化人類学的に考えると、人口に膾炙した・・・というか社会にある程度共通的に認識され、(広い意味での)評価がなされた対称でなければジョークとしてなりたたないので、ドイツ製ポルノフィルムの存在は社会に受け入れられている、ということができる。
すると、ロシア人の「そういわれても・・・」という回答はきわめて妥当であると言える。
もうすこし深く調べてみよう。
といっても軽くぐぐってみることしかできなかったのだが
ドイツのフィルムに関する表現規制が他国と比較していかほどか、ということは
残念ながら分からず。(より法律的な観点から比較しているサイトがあればと思ったのだが、探し方が悪かったのかヒットしなかった。)
それに代わって知ったのだが、
「ドイツのは風営法がオープン」というのは一般常識らしいこと。
「風営法が厳格な地域ほど人身売買被害者数は多い」というのは常識だが、
フィルムの内容(察するに、その許容範囲の幅)は、おおらかな風営法と関係するのだろうか?
なーんて方向に書き続けると、またトラッフィキングが・・・という話になりますので
とりあえず最初にもどると
ロシアのAVはドイツ製が主流だそうです。
だから何だっていう。。。
Максим Карасев
最近バラが咲き誇ってますねー

バラに関する思い出がふたつ。
ひとつめは、すごく(というかかなりのレベルで)あこがれている高校の恩師が
17の誕生日の時にカードをくださって、
「あなたをイメージしたお花を選んだの。」
といってくれたバラのカード

そりゃあもう、まだ17歳の
17年の人生で過去に貰ったことあるわけ無いじゃないですか!!!
なのでとてもうれしくて、ご機嫌の私はさっそくどんな由来の花なのか調べてみました。
バラの名前はプリンセス・オブ・ウェールズ。
が。
なんと当時その称号をもっていたのが故ダイアナ妃だったため
やたら追悼関係の記事がおおく、
・・・なんか、調べすぎるのもよくないなあ
という妙な反省をした、という思い出。
なので名前がどうとかはもう考えないことにして、
むしろこんなアクティブ通り越してワイルドな女の子にあえての白バラチョイスをしてくださった
素敵な先生からいただいたメッセージ
「夢にむかって心豊かに雄雄しく立ち向かってください!」
を注意深く心に留めることにしました。
雄雄しい彼女にプリンセスオブウェールズ笑
そしてもうひとつは、
なんといってもロシアのバラたち。
ロシアでは花屋さんを見つけるのが簡単です。どこにでもあります。
駅前には2店。 大学の中にも1店。駅前に5店なんてこともざら。
しかもすごいのが、
単品で、
包装なしで
直径10cmはあろうかという巨大バラを
全長50cmはあろうかという棘つきの茎のまま
はいっとお店で渡ししてくれます。(そして一本だいたい500円)
そして前から疑問なんですけど、恋するロシア人の男たちというのは
なんであんなに取り憑かれたような死に物狂いの顔をしているんですか。
そのため、棘つきの全長50cmのワイルドなバラが猟銃のようにみえてなりません。
バラをもって歩いている男の人にかぎってめっちゃ急いでいる印象があるのも
その鬼気迫った顔のためかもしれないなあ。
特に、10本くらい片手で抱えてアホートヌィ・リャド駅(赤の広場の最寄り駅)ホームを
ものすごい勢いで通行しているロシア人をみると
彼の右手が実は棘ですでに血まみれなんじゃないかと心配したくなる。
バラをみるたびにそんなロシアのワイルドなバラ文化を思い出します。
日本のおみせであそこまででかくて茎が太くて猟銃みたいなのはまだ見たことがない。
あっても売れないかもしれないけど笑。
英語を話すと
突然大胆になる人 とかよくいるじゃないですか。
あと、英語しゃべってるときに
やたらガムをかむ人 とかね。
先日ロシア語の先生(ロシア人♀)に言われて驚いたのは
「ナオカさん、あなたのロシア語で非常に興味深いのは
ロシア語を話しているときのあなたは、なんだかすごく
ギャルっぽい(как дебучёнкой)感じがするんですよね。
やわらかくって、非常にあまえるような。
実際のあなたとの乖離が非常に興味深いわ。」
日本語のわたしに甘さがたりないということですね。
しかし、ということは
私が「おねがいー」と言ったつもりでも
相手は「おねがいだにゃー」と受け取っている可能性があるということ。
・・・あああ想像するとロシアより寒い!!!!!
直したほうがいいな。うん。
実はこれに関する失敗談が私にはすでにあり、
それはバイト先のオフィスに訪れたロシア人にお茶をだしているときのことでした。
「どうぞ」といってお茶をだそうとするとロシア人のおじさんが首を横にふるので
「召し上がらないんですか?Vui ne hotite?」と聞かなきゃいけないのに
うっかりいつものノリで
「なぁに、いらないの? Sto, ne buish?」
と聞いてしまい、「ああもうまじお茶だし人生おわったな自分。タメ口の秘書ってどんなだよもう自分」と思った瞬間に奇跡は起こった。
異国でのタメ口のショックを覚えたロシア人は水をえた魚のようになり
「ああ俺はいらないさ、でも君がどうしてもっていうならお茶のむよ」だの
「いやいや、こいつ実はいまちょっとよっててさ、行きの飛行機の中で酒ばっか頼んだりするもんだから」だの
「ねぇねぇ他の飲み物はだしてくれないの?」だの急に絡み始め
あんたら何しにきたんだ!!!!!
ただのお茶だしのくせに会議の雰囲気を壊してしまったので、
場に合ったロシア語を話すのを、今後の目標にすえときます。
NHKBS「今日の世界」
今日の特集はロシアだったのですが、
またいつものように 超マスコミ嫌い の私は
さっそく小姑のようなつっこみをいれるのであります。
テレビみながら
「いってることと写してるもんがちがう」
だの
「なんで英語でインタビューしてんのこいつは」
だの
「いまの字幕おかしい」
だの
娘が不機嫌オーラを振りまきながらテレビをみるだろうことをわかりきっているにも関わらず
「今日ロシアの特集やるって!」と
毎度毎度わたしに教えてくれる母も不思議です。
さて。
今日の爆笑ナンバーワンは
ロシアの低所得者層がモスクワの価格高等についていかれない、という
文脈から、メドヴェジェフ大統領の主な政策は中流階級の創出だ、という
結論をつけたいがためにNHKが取材した
自称:低所得者層の主婦 の非常に教養的なロシア語と、彼女の
「中心地の保育はいまものすごく高いの だからとてもびっくりしました
ここは350ルーブルだから最安値(ミニマム)だわ」
発言にたいしてつけられた
「幼稚園の学費は高く、利用できません
ここは無料なので助かっています」
という値下げされた字幕。
なんてね。
でもわからなくも無い。字幕の世界は一秒何字、ときまっているし
すべての発言を書ききることはできない。
NHKモスクワの事情を察するに、
低所得者層にインタビューしたかったけれども手ごろな人物がみつからず、
本人に会って話をきけば、意外とそこまで困窮していたわけでもないので
若干画面と説明の不適合性は残るものの、本来の文脈にのっとって報道を続けた
という感じではないだろうか。
毎日なにかの受賞を狙って報道を続けているわけではないので
ひとつのドキュメンタリーにそこまで手間暇かけていられないだろう。
結局私たちは、誰かのバイアスを通してでないと
真実を知ることはできない。
わたしがマスコミを嫌いな理由は、
「ありのままの姿」をつたえることを目指している、と公言するところ。
「ありのままの姿」を伝えようと努力するよりも
芸術的なバイアスをつけて報道するほうに情熱を傾けるほうが
よっぽどマス・メディアの本来任務に近いのではないか?
いや、まて、そうか。
マス・メディアの目指すべき芸術的なバイアスとは
一見非常に「ありのままの姿」に見えるバイアス、ということだったのか。
なんてね。



