FC2ブログ

★☆好評につきブログ移転しました☆★

新サイトはこちら
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
ヴォーヴァのあだ名が「中尉」な理由
そんなわけで


最悪な警備員のおかげで派遣された物理学部青年と私は、

ヴォーヴァに電話をかけおえ、急にわけもわからず呼び出されたえりすかが帰ったあと

ようやくはじめて自己紹介をはじめたのです。



「あ、あの、ディマっていいます。」


「あ、どもすいません。。。ナオカです。あの、日本人です。」


「うん、すぐわかったよ。だってほら、そのぬいぐるみピカチュでしょ。」

「え、あ、はいまあそんなとこです。あはは、よく言われるんですよねえ・・・」



―沈黙―



「いや、にしても大変でしたねえ。。。」

「本当に、まさか警備員があんなとは。」

「まあ、気をつけなくちゃいけないですからねえ。」

「えぇ・・・。」




―沈黙―





「あっ、あのおちゃ・・・とか・・・」



「あっ、あの、おかまいなく。」



「あ、はい・・・。」








なんだこの日本的なぎくしゃく感。





ヴォーヴァが勝手に派遣してきたのはいいけど、
このひとおとなしすぎてどうやら人見知りのよう。
人見知りといえばお医者のナスチャも相当な人見知りだったなぁ。
なんで彼女と仲良く慣れたのかが驚きだ。もちろん大好きだけどね。

さあそんなわけでこの人見知り君をどうしよう?
警備員に襲われ(かけ)たあとのパニックした頭では、このかわいそうな青年に気をきかせた会話がうまくできなかったのです。


するとディマ、口を開いて

「いや、プラーパルのやつが前に話してたんだよ。」

「プラーパル・・・って何?」

「あ、ごめんヴォーヴァのこと。」

「へえ、苗字?」

「いや、軍隊の階級なんだけど、まああいつのあだ名なんだ。
それでヴォーヴァが『13階に日本人がすんでる』って言ってた。」

なんだ、ヴォーヴァもちゃんと覚えてるんだ。
まあ回線接続にいくたびにロシア語を教えろ、宿題を添削しろとねだる奇妙な日本娘を忘れるほうがおかしいかもしれないけど。。。

「男の子同士のあだ名っておもしろいのね。苗字を呼び合ったりするのもロシアでは男の子どうしだけでしょう?」

「そうだね。俺なんて苗字のせいであだ名が『ケルピチ(=煉瓦)』だからね。」



うわぁ 変なあだ名。



「じゃあなんでヴォーヴァは『中尉殿』なの?」


「それはね、3年前の物理学部祭までさかのぼるんだけど。

俺たちみんなでそれはもう飲んで飲んで飲みまくって、

最後はみんなで夜中にすずめが丘の森で飲んでたんだ。

一応あったかかったし、みんなそのままそこで寝入っちゃってね笑 

それなのにあいつだけなぜか朝7時に目覚ましちゃってさ、

みんな二日酔いでわけわかんなくなって森で寝てるのに、

『起床ーーーーっ!!起床ーーーーっ!!!』

ってわめきはじめたんだよ笑」






「・・・それ以来ずっと『中尉殿?』」


「うん。」






それ、ただのダメな酔っ払いでは?





「なんか、、、すごく酔っ払いなひとなんだね、ヴォーヴァって。」


「そうでもないけど、まあ典型的ロシア人だと思うよ。いい奴さ。」




そんな酔っ払い伝説を聞いて尚

ヴォーヴァって憎めない奴だなあと思った私。



これはロシアに来て3ヶ月目のある日。 すでにちょっとロシア化されてたのかもしれない。
スポンサーサイト
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 ロシア留学ブログ  ロシアとおいかけっこ all rights reserved.
Powered by FC2ブログ. | Template by Gpapa.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。