【ロシア連邦】ろしあ・れんぽう
世界一の面積を誇るわりに存在感が低過ぎるいちおう日本の隣国。日本では、いまだに与党は共産党で、民衆はパンを買うのに行列を作っており、シベリアにはトラしかいないと思われている。実際これらはすべて嘘だが、一方で嘘だったら良かっただろう真実も多い、らしい。
最近言われてショックだった一言。
「残念です。」 by先生
「残念」だったのは、
ロシア語における私の「声」。
ここでもよく話題にしていますが、私の深刻な問題のひとつです。
もともと鼻にかかるようなアニメ声だったのを矯正して
おなかのそこから出すように心がけていたはず。
だからロシアから帰ってきたときはみんなに「声がひくくなったね」
といわれたのに、今はもう日本に慣れてきて
もはや唇と下あごをあまり動かさず、
すっかり「ロシア声」を失ってしまったらしい。
帰国直後は絶賛してくれた先生も
「Ispolchilos'」
つまり、Spoilした、と。
だめになったと。
もはや笑い事ではないレベルにまできているらしいことは
先生の深刻な表情から見て取れるし。
うん、久しぶりに、本気で悔しかった。
さぼっちゃいけない。たゆまず努力を続けなければならない。
そんな当たり前のことを実感します。
目に見えて成果が現れるのが、「語学」のつらいところ。
上手いか、下手か、一目瞭然なのに
人の前でしか練習することを許されない、
拷問のような技術習得w
ずばり成長の対価は恥の数です♪笑
というわけで、昨日から
恥をしのんで、
声を2オクターブほどさげました。
発声方法をロシア式にかえてみたってだけなので(わからん)
べつに風邪を引いているわけでも、機嫌がわるいわけでもありません
こわがらないでください。ナオカも必死なんです笑
ミスコン出場用紙が手元にはいってきました。
ソフィア大学は、
スポーツも弱く(ただし、チアは強い☆)
お金も特になく(キリスト教的倹約精神なのか?)
よって学園祭もとくに盛り上がらない、
かと思いきや、盛り上がるものがひとつだけある。
それが、ミス・ソフィア コンテスト。
特別推薦入試も一芸もAOもないのに、
藤沢えまちゃんとか高橋マリ子さんとかクリスタル・ケイちゃんとか青木ゆうこりんとか出水まのアナとか
よくもこれだけ・・・と思うくらいおんなのこだけは豊富な大学です。
ぱっとみ女子大です。盛り上がって当然さ。
で、そんなソフィア大の 不適合者 ナオカちゃんですが
手元にはいったミスコン用紙をさっそく
先生に提出。
「先生、あの、ここにサインしていただけませんか?(露語)」
「あら、これはなんですか?(露語)」
ターゲットはのロシア人の先生(30代)。
ぜひ彼女にミスコンに出ていただいて、グランプリとってしまおうじゃないか!
これぞ革命的、大学ミスコンで先生優勝!みたいなね。
ちなみに以前生徒がこの先生をみて鼻血を出したという伝説をもつお方。
「実はイベントなんですけど、先生にご出場いただくことによって
ロシア語学科の
私たちにはこんな美人先生がいるんだぞ!
うらやむがいい他言語学科!!という
存在感を高められたらなぁっておもって♪」
しかし先生だまされず。
「あら、ミスコンじゃない。ナオカさんてば、私に恥をかかせなさるつもりね?
30なんさいって書くの? きっと面接でわらわれちゃうわよ^^」
しかしナオカ引かず。
「いやいやなにおっしゃるんですか。そもそもこのイベント
ミス・ソフィアって英語で名づけられていることからして
外国人参加も考慮に入れてるんですよ!!(無茶苦茶)」
「そうかしら・・・。」
おっ、これは・・・!もしかしたら・・・!
「ねぇ、募集期限はいつなの?」
「来週の木曜日ってかいてありますよ。」
やった!積極的になってきた!
と思いきや
「あら、それじゃダイエットが間に合わないから、
今回は遠慮するわ。」
そこですか。
今日おもったこと。
大学一年の必修にまじって参加してるけど、
わたし、一年生にみえてるかなぁ
どんな会議にしたいですかっていわれたら
興奮させる会議にしたいなぁ。
チェアにめぐまれたなぁ。
やっぱ社会人ってちがうなあ。
私かわいくない性格してるなぁ。
ペ・ヨンジュンは地球を救うなあ。
お父さん老けたなあ。
この日記は2007年末に書いたらしいのですが、
なぜか公表されずに残っていたのを発見したのでのせます。
しかも内容 熱い ですw
「わたしたちにいらないもの」
「なあナオカ、新聞には今回の選挙(07ロシア下院選)をヨーロッパ人がすごく非難してるって書いてあったんだけど、本当か?ナオカは俺たちの選挙がなにか間違ってたと思う?」
よっぱらってるんだか真剣なんだか、妙にこぶしのまわった口調でスタスが私に聞いてきた。このスタスも来月には結婚するのかぁ・・・。
この日はドロン21歳の誕生日会にみんなであつまって飲んでたんですけど
4時くらいから始まって
8時くらいには数人がダウンして(含ドロンw)
12時くらいに数人が帰って、倒れてた数人が意識を取り戻し
夜中の3時くらいまでおしゃべりをした、という
典型的なヴェチェリンカ(パーティー)の過ごし方でした。
「さあね、私はプロじゃないし、国際選挙監視員でもないし。私たちの選挙スタイルとは大きく違うところがいくつかあったことはもう話したと思うけど、それは問題じゃないでしょ。とはいえダゲスタンの投票率が97%超えとか、リョーシャが2回投票しちゃった件とか、そういうのは私たちの周りにだけおこったんじゃないことは確かだよね、ロシア全土で考えればもっと多かったはず。問題があるとすればそれは選挙法ではなくて、そういうモラルの面だと思うな。」
「アメリカ人のやつらも監視に来たのか?」
「ううん。結局アメリカのほうから招待を断ったんだよ。まったくけんか売ってるよね笑。」
「俺はな、現政権が気に食わない。今の官僚が気に食わない。あいつら何にもしてないじゃないか。パンの値段は上がってるし、牛乳の値段も上がってるし。だからおれは共産党に投票したんだ。俺は共産主義者じゃないけど、それ以外の野党がカスだからな。」
「うーん、なにもしてないから気に食わないか、イロイロしてるから気に食わないかは議論の余地がありそうだなぁ・・・。ロシア政治全体に関して欧米が口をそろえて―日本のマスコミもだけど―非難してるのは「ロシア人の間に政治モラルがない」っていう点だよ。政治モラルといっても伝統や文化とも密接に関連してるから、民族気質ともいえると思う。だからこそそこをヨーロッパ人がいくら批判しても、ロシア人にはちっとも響かないだろうね、まあ自分が一番知ってると思うけど。ロシアに民主主義をもたらすなら内側からかえなきゃ。」
5秒ほどの沈黙が続いたあと、リョーシャ(2回投票していない方)が口を開いた。
「ねえナオシャ、民主主義って何さ。」
「すっっっっっごく短く言うと国民の意見が最も政治に反映されやすくなるような政治システムのことだよ。」
「ふーん、要するにさ、共産主義と同じだろ?」
(・◇・)
「りょ、リョーシャ君?なんでそう思うの?」
「ようするに両方ともただのスローガンだろ。みんなが幸せに暮らせる世界にしましょう、みんなの意見を反映させましょう、平等で公平な発展の機会をあたえましょうって。しょせんたわごとだよ、ただの幻想だ。」
「共産主義も民主主義も政治体系の目標であるという点ではそのとおりだと思うけど・・・。でも民主主義が何に特化されているかというと、個人の自由が非常に尊重されているという点にあるのよ。」
「で、いまは何をしようが、国家のものを自分のものにしようが、税金ふんだくろうが、卒業証書をカネで買おうが個人の自由ってわけだ。」
「それはちがうでしょ。個人の自由は社会の平安を壊さないよう制限されているでしょ。そのためにあるのが法律で、自由を主張するのが憲法なの、基本的には。ねえ、民主主義に不満があるみたいだけど、それなら社会に政治的目標が不必要だと思うの?」
「俺はそうはいってないよ。ただ民主主義なんて屑(otstoi)だって言ってるんだ。」
「何それ、あんた民主主義を掲げて個人の自由を得ようとしてる人たちをけなすわけ?あんた自身は個人の自由なんてどうでもいいわけ?」
「ナオーカ!!!お前さっきから何たわごといってんだよ!!」
「何よ!(chevo!?)」
「考えてみろよ、ソ連が崩壊した時、
ほんの数日前まで共産主義万歳!共産主義万歳!っていってた奴らが
ころっと手のひらかえて民主主義万歳!!なんて叫びだしたんだぜ!?
わかるか!?それですぐに、その“民主主義者”達が今後は
自由経済だなんだとかいって国家財産を私有化し始めやがった。
大金抱えて議会に乗り込んで、
こんどは権力まで手に入れようとしやがるやつらがごろごろいるんだ。
その間ヨーロッパ諸国はロシアが民主化されたなんていって
手のひらたたいて祝福してたんだぜ?
何だよこれ、これが自由か!?
答えろよ、これが民主主義か!?」
リョーシャはわたしを睨んでいた。スタスはため息をついた後もうひとくちビールを飲み干した。コーリャは指をいじくりまわして下を向いていた。ナスチャはもう寝てしまったドロンの頭をさすりながら、無関心そうに私たちを見ていた。わたしは、睨み返すのがとてもつらかった。
「民主主義なんかいらない。平和に(spokoino)生きたいだけなのに。
みんなが権力を欲しがってる。いったいどうすればいいんだ。」
最後にこう言ったのは誰の言葉だっただろうか。
リョーシャか、スタスか、それとも私だっただろうか。
最近ブログに模擬国連模擬国連と、
やたら国際政治ネタが多くてうんざりだったロシアファンのみなさんごめんなさい
そろそろ正しい軌道にのせます。
そんな矢先にご報告です。
このたび、



